くるみ  〜潤いと安眠のナッツ〜

クルミにはたくさんの種類がある。
私たちが食べているのが、殻が比較的割りやすいイングリッシュクルミ。ブラッククルミは殻がとても硬く、なかなか割れない。日本に自生しているオニグルミは、核がゴツゴツしてこちらもとても硬い。

16〜17世紀では、クルミを食べると頭が良くなると言われていた。イギリスでは、まだ熟していないクルミを酢に漬け、ピクルスとして食され、中東では、蜂蜜に漬け、アメリカではシロップに漬け、そのままパンにのせて食べる。イタリアでは、リキュールやパスタソースに使用。インドでは、お祭りなどによく出てくるお祝い食品。中国では、漢方に使われ、腎臓を強化し、背骨と膝を強くし、喘息を止めたり、肺を温め、排便を促すと言われている。アメリカではアーモンドとピスタチオ同様、「心臓に良い食品」として認定されている。

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睡眠ホルモンの「メラトニン」は脈拍、体温、血圧を低下させることによって睡眠と覚醒のリズムを上手に調整し、自然な眠りを誘う作用がある。時差ボケ防止にも効果がある。実際に薬として製品化されている。そして近年クルミは、体内に吸収されやすいメラトニンの有効な供給源であることが判明した。クルミを摂取すると、メラトニンの血中濃度が3倍に上昇するという研究発表があり、まさに安眠ナッツと言える。

そして昔から、形が脳に似ていることから、頭に良いとされているクルミ。オメガ3脂肪酸はナッツの中でクルミに一番多く含まれ、細胞に入り込んで、細胞の柔軟性を高める。現在ではまだ明確な答えは出ていないが、オメガ3脂肪酸農地いくつかは脳まで届くと言われている。身体と脳の間には、脳血管関門という壁があり、なかなか普通のものは通り抜けることができない。

さらにオメガ3脂肪酸は、脳神経の機能を上げることによって、脳を活性化させることが期待できる。脳を守り、血液の循環をよくして脳の働きを強めるためにクルミは重要だ。そしてオメガ3脂肪酸は、身体の中から全身に潤いも与える。乾燥する季節にぴったりなナッツだ。

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