良質な睡眠をとるための入浴

ユニットバスが増えるにつれて、お風呂はシャワーで済ませるという人が増えています。

ですが、夏でも湯船に浸かった方が、睡眠には良いという結果があります。その実験と結果を紹介しましょう。

寝るときの環境は室温27度。湿度60〜70%という夏の夜を想定し、39度のお湯に10分浸かった場合と、39度のシャワーを1分浴びた場合を比較した実験です。

お湯に使った人は、入浴前より胸部の体温は下がり、足の体温は高くなっていました。睡眠に良いとされる「頭寒足熱」という状態です。一方、シャワーを浴びた人は、胸も足も入浴前より高くなっていました。

また、入浴前と比較して、お湯に浸かった人は交感神経が一時的に優位になり、その後副交感神経が上がりました。また、寝るまでの1時間の間に体温は下がりました。一方、シャワーで済ませた人は、自律神経も体温の下降も、シャワーを浴びる前後で変化がみられませんでした。

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寝ているときの心拍数を比較すると、お湯に浸かった人の方が、シャワーを浴びた人より少なく、リラックスした良い眠りを取っていることがわかりました。さらに、朝の気分や目覚めも、お風呂に浸かった人の方が良い結果となっていたのです。

これらの調査からわかることは、暑い夏の夜でもシャワーで済ませるより、お湯に浸かる方が、血管を拡張して熱放散が進み、結果として体温がスムーズに下がり、自律神経のバランスも整えられ、深い眠りに入ることができるということです。

近年、健康ブームが広がり、多くの人がランニングやヨガを実践しています。しかし、夏は暑いからといってシャワーで済ませる人が多くいます。

しかし、寝る1時間30分前には湯船に浸かり、寝る1時間前にはお風呂から出るようにすると、快眠に繋がりやすくなります。

健康を維持するための運動も大切ですが、まずは毎日の習慣であるお風呂や睡眠を見直すことから実践してみてはいかがでしょうか。

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