メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の学力についてまとめます！
大谷翔平選手は賢いのでしょうか？
高校・中学時代の成績と勉強法を調査しました。
目次
大谷翔平の学力は？
大谷選手の学力は良かったそうです。
野球一筋のイメージが強い印象ですが、勉強にも持ち前の集中力を活かして取り組み、しっかりと良い成績をおさめていたといいます。
具体的に学生時代の大谷選手の学力について調べてみると、好きな科目やどのくらいの学力レベルかがわかってきました。
大谷翔平は賢い？高校・中学時代の成績
大谷翔平の中学時代の成績
大谷翔平は奥州市立姉身体小学校に通っていました。
その後、奥州市立水沢南中学校へと進学しました。
中学時代は一関リトルシニアに所属して野球に打ち込んでいましたが、学業の成績も非常に優秀でした。
中学3年時の担任である太田和成さんによると、大谷翔平は授業に非常に集中し、定期テストの勉強もしっかりと行っていました。
特に社会科を好んでおり、全般的に学力が高かったそうです。
40人弱のクラスで、成績は上位に入っており、具体的には上位1/4に位置していたそうです。
地元の進学校、例えば県立水沢高校に普通に進学できるくらいの成績だったと言われています。
県立水沢高校は偏差値54で、岩手県10位 (158件中) · 岩手県公立6位 (120件中) · 全国2128位 (9,831件中)となっています。
大谷翔平 中学時代エピソード
中学生時代ですでに130km/hを連発！
大谷翔平選手は、中学時代に特筆すべき才能を示していました。
中学生になると、「一関リトルシニア」という野球チームに入団しました。
このチームの練習場所は、家から約1時間の距離にあり、週末や平日の夜間に行われる練習に参加するために、両親は往復2時間かけて送り迎えをしていました。
特に、お父さんの徹さんは、コーチとしても活躍し、指導にあたっていました。
この時期の大谷翔平選手は、身長が中学3年生で既に190cm近くに達しており、その成長ぶりは目覚ましかったです。現在彼は193cm、95kg前後の体格をしていますが、中学時代に大きく成長したことが分かります。
野球の才能においても、大谷選手は中学時代から規格外の存在でした。
中学生になると、球速は130km/hを連発するほどになり、その速さは同級生でキャッチャーを務めていた子たちにとっては捕球するのが怖いほどでした。
これは、小学6年生の時点で既に球速120km/hを記録していたことからも、投球能力がいかに優れていたかが窺えます。
また、中学時代の大谷翔平選手は、ピッチャーだけでなくショートのポジションでもプレーしていた「二刀流」の選手でした。
この二つのポジションでの活躍は、後にプロ入りしてからも続き、特異な才能の持ち主であることを示しています。
中学時代からのこのような卓越した才能と努力は、現在の大谷翔平選手が世界で注目される選手になる基礎を築いています。
その背景には、自身の努力はもちろんのこと、支えてくれた家族の存在が大きく影響していることが伺えます。
大谷翔平の高校時代の成績
高校では岩手県の野球強豪校、花巻東高校に進学しました。
大谷翔平はここでも野球だけではなく、学業でも優れた成績を残しました。
花巻東高校の佐々木洋監督によれば、大谷翔平の勉強も全教科で評定が85点ぐらいだったとのことです。
野球以外の面でも素晴らしい成績を収めており、寮の掃除や書き物、提出物においてもきちんとしていたそうです。
佐々木洋監督は、大谷翔平がいかに多面的な才能を持っているかを示すエピソードとして、非常に感謝の気持ちを表しています。
大谷翔平の高校時代の学力
高校時代は日本史を得意としていました。
幕末が好きで、革命や維新という言葉が好きだったとされています。
全教科で評定が85点ぐらいとのことです！
かなり学力が高いのではないでしょうか。
大谷さんの学業への姿勢から、もし進学校で勉強に専念していたら国公立大学への入学も夢ではなかったと言われています。
これは大谷選手の学業能力が非常に高かったことを意味します。
大谷翔平の高校時代の写真
「岩手から日本一」のボードの前で意気込む大谷翔平（2011年撮影）
出典：Number Web (https://number.bunshun.jp/articles/-/840121?page=2)
大谷翔平が高校時代に抱いていた夢と目標は、単に野球をすること以上の意味を持っていました。
岩手県の花巻東高校に通っていた期間、大谷翔平はすでに投げる能力と打つ能力の両方で際立った才能を示しており、その才能はプロ野球界からも高く評価されていました。
大谷翔平の目指していたのは、高校生として日本一の座を獲得することと、高校卒業後にはアメリカのメジャーリーグへの挑戦という、前人未到の道。
大谷翔平の母、加代子さんによれば、大谷翔平には昔から他人が成し遂げられないことに挑戦したいという冒険心があり、それが彼の行動の原動力になっていた。
花巻東高校に入学した際も、もし菊池雄星たちの代で全国優勝を果たしていたら、異なる高校を選んでいたかもしれないと話していたほど、自らが直接成果を出すことへの強い意欲を持っていました。
また、高校から直接メジャーリーグに挑戦するという決断を下した時には、「パイオニアになりたい」という強い願望を抱いていたといいます。
しかし、大谷翔平が高校を卒業し、アメリカへ渡る計画を立てていたその時、北海道日本ハムファイターズから投手としてだけでなく、打者としても活躍する「二刀流」という全く新しい挑戦の提案を受けます。
この提案はプロ野球界で前例のないものであり、多くの批判や警告の声がある中での挑戦でした。にもかかわらず、大谷翔平はこの新たな挑戦を受け入れ、逆風の中で二刀流という道を切り拓いていきました。
大谷翔平｜高校時代は甲子園出場？
大谷選手は高校時代、２度の甲子園出場を果たしています。
また先輩・菊池雄星選手を越えることを明確な目標に定めていました。
具体的には
「8球団から1位指名を受ける選手になること」と「160キロ到達」。
この２つを達成できなければ菊池雄星選手を越えることが出来ないと考えていたからです。
菊池選手に憧れて入学した花巻東高校ですが、入学後は越えることを絶対的な目標として定めていました。
また高校時代に体格もどんどん進化していきました。
もともとあまりガッチリとしていない体格だった大谷選手ですが、体つきも目に見えてたくましくなったのがこの時期です。
さらにピッチャーとしての技術も磨かれ、スピード、制球力、変化球ともに大きく成長しました。
先に書いた通り、勉学にも手を抜かずに野球でもプロ並みの実力に仕上げていくところが、大谷選手の努力の凄まじさですね。
すべてが順調かのように見える大谷選手ですが、高校２年生の時にはケガを経験しています。
座骨関節の骨端線損傷により、ボールが投げられない状態になった時期も。
2年生の冬は、ケガを治す日々でした。
早期回復のためにやったのは、睡眠時間の確保、体重増加のための食事です。
とにかく食べて、体を大きくすることに時間を割きました。
ボールを投げることができない間はとにかく体作りに専念。
もどかしい日々の中でも、できる範囲で努力を重ねました。
努力の結果、体が一回り以上大きくなったことで球威にも良い影響が。
ストレートは重量感が出てきたり、球威で押し込んで、ネット裏へのファウルにさせるなど、ケガで療養していた日々があってもできることを積み重ねた結果、大きく技術がレベルアップしました。
大谷翔平の勉強法
大谷翔平の勉強法の一つに、繰り返し読むことが挙げられます。
花巻東高等学校での佐々木洋監督の勧めもあり、高校時代から積極的に本を読む習慣が身についているといいます。
その読書は運を引き寄せるために重要だと考えており、野球やトレーニング関連の書籍のみならず、自己啓発書にも手を広げていました。
しかし、大谷選手は本のジャンルの中で小説は苦手であり、一度読んだだけでは内容を完全に理解するのは難しいという考えから、同じ書籍を繰り返し読むスタイルを取っていました。
また、日本ハムに入団後も、栗山英樹監督が読書家であったことから、読書の習慣は続きました。
日本ハム時代を過ごした寮の部屋は本であふれており、パナソニック創業者の松下幸之助の著書や、アメリカの心理学者スペンサー・ジョンソンの作品、実業家アンドリュー・カーネギーの著作などを愛読していました。
大谷選手が好んで読んでいた本を挙げていきます。
超訳 アンドリュー・カーネギー 大富豪の知恵 エッセンシャル版【購入者限定特典：アンドリュー・カーネギー講演録「実業家として成功する道」付き】 [ アンドリュー・カーネギー ]
多様な書籍に触れることで、さまざまな角度から物事を捉え、自身の進むべき方向を決める思考法を持っています。
座右の銘を持たない理由も、一つの考え方に固執しないためだそうです。
大谷翔平の勉強法は、野球と同じくらい継続性と反復が鍵であり、多読を通じて自己啓発と知識の幅を広げることを重視しています。
まとめ
大谷翔平さんは、中学時代から勉強と野球の”二刀流“で活躍し、両方の分野で卓越した才能を示しました。
学業においても野球においても優れた成績を収めた彼の物語は、多才な能力と情熱を持つ若者の成功例として注目に値します。
