フジテレビの名物プロデューサー
黒木彰一（くろき・しょういち）さんが、2024年2月13日に54歳で亡くなったことが伝えられました。
黒木さんの顔写真について調査しました。
黒木彰一の顔写真や画像は？フジテレビ名物プロデューサー
スマスマ最後の日、世界のあと一人一人と撮影。
一番最後が黒木さんだった。ありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。 https://t.co/v2K2UEVJPd pic.twitter.com/Og5gXN9HnG— K★★★★★★ (@kuchan09) February 14, 2024
フジテレビの名物プロデューサーである黒木彰一さんが、2024年2月13日に54歳で亡くなったことが伝えられました。
黒木さんは、京都府出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業後の1994年にフジテレビに入社しました。
彼のキャリアは、バラエティや音楽番組の制作を中心に展開され、特にタモリが司会を務める「笑っていいとも！」やSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」など、人気番組のプロデューサーとして広く知られていました。
黒木さんはその仕事を通じて、海外の大物アーティストを番組に招くためにグラミー賞授賞式などに直接出向き、交渉を行うなど、積極的に活動していました。
彼の音楽への深い造詣は、2011年に公開された映画「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー〜感度サイコー！！！〜」の企画・プロデュースを手がけたことからも伺えます。
残念ながら、黒木さんは亡くなる2年ほど前から闘病生活を送っていたといいます。
彼の死去により、フジテレビはもちろんのこと、日本のテレビ業界全体が、その才能と貢献を失ったことになります。
通夜と告別式は近く行われる予定です。
黒木彰一氏フジテレビ名物プロデューサーの仕事観・素顔
黒木彰一さんは過去のインタビューで
長期にわたって同じ番組を手掛けることができたことを非常に幸運だと感じていると語っています。
黒木氏は制作する際「番組が視聴者と共に成長していく」という感覚を大切にしていました。
これにより「番組が人々の人生の一部として存在する」という状況を実現できたと述べています。
この考え方は、『SMAP×SMAP』や『笑っていいとも！』の制作においても、彼が大切にしていた視点であり、番組が視聴者にとって「日常の中の大事なもの」と認識されることを願っていたと言います。
黒木氏は番組が世代を超えて視聴されることの重要性を語っています。
番組のターゲットを特定の年齢層に限定するのではなく、より個人的な視点で「誰か特定の人に見せたい」という思いを持つことの大切さを強調しています。
例として、ピチカート・ファイヴの小西康陽さんに依頼して制作された『慎吾ママのおはロック』が挙げられます。
この番組を通じて、家に帰ると子どもたちが踊っている姿を見て、大きな喜びを感じたと述べています。
この体験から、番組制作において「ある年代をターゲットにする」のではなく
「家族に見せたい」「両親に見せたい」「彼氏に見せたい」というような、誰か特定の人に見せたいという感覚が実は最も重要だと語っていました。
黒木彰一さんのニュースを受けて｜SNSの声
フジテレビプロデューサー黒木彰一さん。
たまたま中高の同級生がフジテレビに勤めていてLAで2020年に偶然、グラミー賞の会場前でお会させて頂きました。この度、編曲させて頂いた香取慎吾さんの楽曲、「質問」は黒木さんのご提案でした。… pic.twitter.com/hX18rG5QsE— Masa_Takumi (@masanoritakumi) February 14, 2024
そのほか黒木彰一さんの訃報に対して、ネット上では多くの声が寄せられています。
「東京を離れて、黒木さんの闘病を知らなかったなんて…。おさむさんが作家を辞めたのも、黒木さんのことが影響しているのかもしれないですね。井熊さんとまた軽口を叩き合ってほしいです。」
「フジテレビの黄金期は、黒木さんのバラエティときくち伸さんの音楽番組があったから。二人が活躍していた頃が、フジの最後の輝きだったと思います。素晴らしい番組をありがとうございました。」
「え、黒木Pさんが…。『いいとも』や『スマスマ』でたくさん楽しませてもらったのに、闘病生活をされていたなんて。」
「スマスマでの海外アーティストとの共演、忘れられません。SMAPをこれからも見守ってください。心からご冥福をお祈りします。」
「スマスマの『ダメ人間ですわ』コントのモデルだったんですよね。『さんタク』や『まつもtoなかい』でも名前を見かけると、繋がりが続いてるんだなって嬉しくなりました。でも、闘病していたなんて…。」
「黒木さんが提案してくれた『質問』、慎吾くんの歌ってたの、届いていたかな。まだまだ元気でいてほしかった。」
「慎吾くんが今日の舞台で、天国の黒木さんに届くように歌ってくれるはず。そんなに大変な中で仕事を実現させたんですね。慎吾くんの歌声、天国に届きますように。」
これらのコメントを通して、黒木彰一さんが多くの人々に愛され、その死を深く悼んでいることが伝わってきます。彼の仕事への情熱と影響力は、今もなお多くの人の心に残っています。
まとめ
フジテレビの名物プロデューサー、黒木彰一さんが2024年2月13日に54歳で亡くなりました。
彼は京都府出身で、早稲田大学を卒業後の1994年にフジテレビに入社。
その後、バラエティや音楽番組の制作を中心に活動しました。
特に「笑っていいとも！」や「SMAP×SMAP」などの人気番組を手掛け、海外の大物アーティストとの交渉を行うなど、積極的に活動していました。
音楽への深い造詣もあり、2011年には映画の企画・プロデュースも手がけました。
彼は、番組が視聴者と共に成長していくことを大切にし、番組が人々の人生の一部として存在することを目指していました。
黒木さんの仕事観には、「家族に見せたい」「両親に見せたい」「彼氏に見せたい」という、誰か特定の人に見せたいという感覚が重要だという考えがありました。
彼の訃報に対しては、ネット上で多くの悲しみの声が寄せられており、彼の影響力と仕事への情熱が多くの人々の心に残っています。
