2024/04/22、「頂き女子りりちゃん」(本名:渡邊真衣被告)が詐欺の罪で裁判にかけられ、執行猶予なしの実刑判決を受けました。
渡邊真衣被告に言い渡された判決は懲役9年・罰金800万円です。
その量刑の軽重に注目が集まり、「懲役9年」がX(旧ツイッター)のトレンド1位となるほど話題に。
この判決が下された背景には、どのような理由があるのでしょうか。
目次
頂き女子りりちゃんの判決軽い?重い?
2024年4月22日(火)、男性の好意につけ込み大金をだまし取る詐欺などの罪に問われた渡辺真衣〈頂き女子りりちゃん〉被告に判決が下りました。
この判決に対して世間の反応は様々です。とくに量刑の軽重に注目が集まっています。
頂き女子りりちゃんの判決が軽いと言うSNSの声
りりちゃんの刑期は正直まだ軽い気がする。あんなことしでかしてあれは軽いよ。あと被害者の方々もまだ有情というか甘いというか…
— 水野および (@y8_ss) April 23, 2024
渡辺真衣被告が犯した罪の重さを考えて、まだ軽い気がすると感じる人もいるようです。
詐欺が横行してるのは詐欺に対し法律含め国全体が甘いからだと思う。
頂き女子りりちゃんの判決も生ぬるい。これじゃ詐欺は減らないよ。— しゅう (@yuchi020202) April 22, 2024
渡辺真衣被告だけではなく、国全体の詐欺罪に対しての甘さを指摘する声も。
1.5億円を騙し取ってこの判決?
これじゃ抑止力にならんよ。
日本の司法は甘いね。
詐欺は被害者の落ち度もあるけど、
これじゃやるせないよ🤔男性3人から約1.5億円騙し取る等の罪…“頂き女子りりちゃん”25歳女に懲役9年罰金800万円の判決 https://t.co/W6wVMeobcG
— てっぺー (@oH03Ano0D821743) April 22, 2024
先ほどと同じく、この判決では詐欺の抑止力にならないと指摘する声があります。
頂き女子りりちゃんの判決が重いと言うSNSの声
りりちゃんの刑期、多少短くなったけどそれでも9年か…
おじに夢見させて同意の上お金貰って9年一方、クソオスが同意無しに女性や未成年に暴行したり惨殺したり、人生をめちゃくちゃにして何もかも奪ってもりりちゃんより短い刑期がほとんど
日本って「そういう国」だよね
また一つ証明された— ガンギマリ諭吉 (@ueeeeeeiyukiti) April 22, 2024
頂き女子りりちゃん(本名:渡邊真衣被告)はお金をだまし取る相手を「おぢ」と表現しています。
頂き女子りりちゃん、に懲役9年、
予想より厳しい判決だなー、
諸悪の根源のホストクラブだけボロ儲け。
— ねこまちゃ (@nekoZEROmata) April 22, 2024
渡邊真衣被告が「おじ」からお金を騙し取っていた理由は、ホストに貢ぐためでした。
ホストクラブは新宿歌舞伎町を中心に、売掛金の問題があります。
ホストクラブを利用した客の請求額をホストが立て替えることを「売掛金」という。
女性がホストクラブの請求額を支払えない場合は、ホストは女性客を犠牲にする行為を強要するなどの行動が問題視されています。
今回の事件も発端は売掛金であることから、ホストクラブが行っている問題行動に対して渡邊真衣被告の罪が重いのではと指摘する人もいます。
りりちゃんに厳しいというよりその他の犯罪に優しすぎるだけだよなあ…
— 社不てゃ㌨ (@x__o___o__) April 22, 2024
渡邊真衣被告の犯した罪は重いです。
しかし他の犯罪の判決がやさしすぎるのでは?と感じている人もいるようです。
頂き女子りりちゃんの判決|執行猶予なしの理由
頂き女子りりちゃんこと渡邊真衣被告は初犯であるにもかかわらず、執行猶予なしの判決が下りました。
一体なぜでしょうか?理由を調査しました。
頂き女子りりちゃんの判決|執行猶予なしの理由は罪が重いから
渡邊真衣被告に執行猶予がない理由は、懲役3年を超える重い罪を犯したから。
裁判で有罪と判断されたにもかかわらず、実際には刑務所に行かずに一定の期間を社会で過ごすことが許される制度です。
具体的には、裁判所が被告人に対して懲役刑などを宣告するものの、その刑の執行を一定期間(通常は1年から5年の範囲)保留することを言います。
この制度の目的は、犯罪の重さや被告人の状況によって、刑務所に送る代わりに社会で更生する機会を与えることにあります。執行猶予が与えられるかどうかは、犯罪の内容や被告人の過去の犯罪歴、態度などが考慮されます。
執行猶予が付いた場合、被告人はいくつかのルールを守らなければなりません。
・猶予期間中に再び犯罪を犯さないこと
・定められた条件(例えば、定期的な報告や社会奉仕活動の参加など)を守ること
これらの条件を守れば、刑は最終的に免除されますが、違反した場合には執行猶予が取り消され、実際に刑を服することになる可能性があります。
頂き女子りりちゃんの判決|執行猶予には条件がある
執行猶予には、下記の要件があります。
■懲役3年以下の懲役(又は禁錮)
■50万円以下の罰金
執行猶予の条件は、刑法第25条に定められています。
以前に禁錮以上の刑を受けていない、または禁錮以上の刑を受けていてもその執行が終わった日または執行の免除を得た日から5年以内に禁錮以上の刑を受けていないベリーベスト法律事務所
しかし、頂き女子りりちゃんに対する求刑は・・・
結果的に裁判で執行猶予なしの判決が確定しました。
頂き女子りりちゃんの判決軽い?重い?ネット上やSNSの声・意見
求刑が重いからか、初犯でも執行猶予は無いのかな?
罰金はホストから取り返せない場合どうなるのだろうか・・・結局国に💰税金のように持っていかれるのか・・
【速報】判決言い渡しで呼吸乱れ着席…“頂き女子りりちゃん”に懲役9年・罰金800万円の判決 #ldnews https://t.co/7zoraWB4hh
— 平野正明/漫画 (@likemanga2019) April 22, 2024
量刑が妥当とする意見の一方、同情を示す声も一部あり、さまざまに反応が見られる状況です。
まとめ
2024年4月22日に「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告が詐欺罪で懲役9年及び罰金800万円の実刑判決を受けました。
この判決には、国内外から様々な反応が寄せられています。
一部では量刑が「軽い」との意見が見られ、詐欺罪に対する日本の法律が甘いとの批判もあります。
他方で、被告が女性でありながら比較的重い判決を受けたことを、「重い」と感じる声もあります。
背景には、被告が男性から大金を詐取したこと、その方法が計画的かつ悪質であったことが影響しています。
また、被告はホストクラブに多額の金を使っていたとされ、その文化がこの事件に一定の影響を与えたと見られています。
判決に執行猶予が付かなかった理由としては、被告が犯した罪が重く、法律上の条件を満たしていなかったためです。
懲役3年以上の重罪には執行猶予が付けられないため、渡邊被告には執行猶予なしの判決が下されました。
この事件と判決には様々な意見があり、社会的な議論を呼んでいます。