結婚前にお互いの親族同士で行う顔合わせ。どのようなものかイメージはつきますか?
人生の中でも滅多に経験することのできない貴重な機会ですね。
私も2年前に現在の夫と結婚し顔合わせを行いましたが、世間知らずな私は服装やマナーなど分からないことだらけで必死にネットで調べました。
たった1度の顔合わせでの失敗が、今後の結婚生活にも暗い影を落としてしまった…なんて話を聞くこともあり、これから顔合わせを行う方は不安ですよね。
そんなことにならないためにも、今回は顔合わせでのNG服装や、相手の両親から好印象を受ける服装についてご紹介させていただきます。
目次
結婚で両家顔合わせの場所はどこがいい?お店選びのポイント
顔合わせ食事会の場所とお店をどこにするかは、大切なポイント!
「顔合わせ食事会」をするにあたって
どんなお店を選べばいいの?
場所や時間帯はどうしたらいいの?
このようなことをギモンに思う方も多いです。
そこで今回は、顔合わせ食事会のお店選びのポイントをまとめました!
個室があるかどうか
お店選びで、おさえておきたいポイントの一つは、個室があるかどうか?という点。
私の兄が結婚した時は、遠方だったので結納と食事会を同じ日に行いました。
その時は、結納は上野駅の近くにある老舗料亭でやり、その後の食事会は比較的カジュアルな場所でワインなどお酒を飲みながらお話ししました。
結納はお硬めの空気感ですが、食事会はもっとゆるやかな気持ちで過ごすことができました。
一般的には、食事会のお店を決める基準は「個室があるかどうか」というところに重きをおく方が多いです。
お店のジャンルなどは好みにもよりますが、どのお店に行くにしても個室がある場所を選んだほうがいいです。
なぜかというと、人目を気にせずゆっくりと過ごせるというメリットがあるからです。
静かすぎても、賑やかすぎても、結婚の食事会の場所には雰囲気がふさわしくありません。
静かすぎると、緊張感が増してリラックスしづらくなってしまい会話が弾まなかったりします。
逆に、賑やかすぎる場所だと相手の声が聞き取りにくく、これもまた会話がしにくいということに・・・。
個室があるお店なら、両家がリラックスして自然体な空気感でお話をすることができ、関係を深めることができます。
立地やアクセスが良いかどうか
お店選びの大事なポイントその2。
それは、立地やアクセスが良いかどうかです。
お互いの両親の年齢にもよりますが、ご高齢の場合は移動が大変になりますよね。
また、食事会のために遠方から出てきてくれる場合もあります。その場合、なるべく移動距離は短いほうが年齢を問わず楽です。食事会に来る服装はフォーマルであることが多いので、移動が大変だとそれだけで体力が奪われてしまいます。
最寄駅から近い場所を選ぶようにしましょう。
車で移動する場合は、駐車場があるかどうかは要チェック!
立地やアクセス面をあらかじめ確認することは、とても大切です。
お店がどうしても駅から離れている場合は、タクシーを手配しておくと親切です。
ちょっとした気遣いがあるだけで、好印象ですし、関係性もグっとよくなります。
遠方に住んでいる場合、お互いの中間地点を選ぶのが一般的
お互いの実家が遠い場合は、中間地点を選ぶのがいいです。
昔は、男性側が女性側の実家近くまで行くものとされていましたが、最近では両家の負担にならないように中間地点を選ぶことが多いです。
私の友人も、遠方同士でしたが、食事会の時にはほぼ中間地点を選んでいました。
そして、お互いの地元の話題で盛り上がったり、地元のお土産を持ち寄っていました^^
私の義理の姉の妹さんは、相手の故郷を家族で旅行がてら訪れていましたよ^^
温泉旅館に家族で泊まっていて、楽しそうでした♪
両家が納得するような場所を話し合って選ぶといいですね。
両家顔合わせの食事会のお店は雰囲気も重要
両家の食事会といっても、結納も兼ねているのか、アットホームな雰囲気でお互いにお話をするというリラックスムードでやるのか、内容によってお店選びの基準が変わります。
自分たちだけではなく、同席する家族(両親や兄弟)がリラックスできるような場所を選びましょう。
「人気がある」とか「有名店だから」という理由でお店を決めたけれども、実際に行ってみるとものすごく店内がガヤガヤしていたり、席の配置的に会話がしづらいような場所は避けるべきです。
一番いいのは、二人でお店の下見をすること。
時間があればの話ですが、下見ができるとミスが起こりにくいです。
過去に行ったことのあるお店の中からピックアップするのも良いでしょう。
全くの初めて行くお店だと、わからない点も多いので、よーくリサーチをして下調べをする必要があります。
某グルメサイトなどで紹介されているお店のページを見ても、写真と実際のギャップがあるというのはよくあることです。
がっかりしないためにも、お店選びは慎重に。
結婚式の下見をかねて会場を決める人も
食事会をする段階で、もうすでに結婚式場が決まっているということもあります。
その場合、両家の顔合わせ場所を結婚式場内のレストランにするというのもオススメです。
式場の下見も兼ねることができますので、いいですよ^^
結婚式当日は、新郎新婦だけではなく両家の親たちもバタバタします。
ゲストへ挨拶をしてまわったりするので、ゆっくり座って食事を楽しめないこともあります。
結婚式場内のレストランを食事会の場所にすることで、両親に結婚式場のお料理を事前に楽しんでもらうというのも素敵なアイデアです。
これは一つのアイデアですが、二人にとっても両家にとっても、最善の選択ができるように応援しています。
結婚の両家顔合わせにふさわしい服装とメイク・髪型のマナーは?
両家の顔合わせにふさわしい服装メイク・髪型のマナーについてまとめます。
とっても基本的なことだけど、意外とやってしまっているNGな服装などは必見です。
結婚の両親顔合わせでNGな服装マナーとは
さて、まずはNG服装からお話していきます。
当日は女性らしくフェミニンなワンピースで…と考えている方は多いのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください!そのワンピース、丈はどのくらいですか?
立っているときにぎりぎり膝が隠れるから大丈夫。と思っていたら危険です。
顔合わせの会場にもよりますが、椅子に座ったり座敷で正座をしたりと様々な姿勢をとっても膝が隠れる長さにしてください。
また、過度な露出も避けましょう。私は緩めの紺のシフォンワンピースに白の長袖カーディガンを合わせました。
あまりタイトな服装ですと、本番当日に緊張のあまり具合が悪くなる…なんてこともありますので、事前に着心地を確認しておきましょう。
履物はどれにすればいいの?
フェミニンな服装に合わせてついサンダルを履きたくなってしまいますが、これもNGです。
基本的にはつま先とかかとが隠れているパンプスを着用します。高すぎるヒールも足を痛めたりする危険があるので控えましょう。
アクセサリーやバック、小物類は?
アクセサリー類やバックなどの小物に関してはこれといったルールはありません。シンプルなものを着用しましょう。ただもちろんリュックサックなどカジュアルなものはNGです。
相手のお母様によってはブランド物に対して嫌悪感を持つ方もいるので、そこは事前に相手の方に確認するといいかもしれませんね。
またもし事前に婚約指輪を受け取っている場合は、着用するのかしないのかを相手の方と相談しておきましょう。
結婚の時の両親顔合わせの服装や化粧(メイク)・髪型のマナー!会場に合わせることも大切
さてここまでNG服装についてお話してきましたが、じゃあ何を着ればいいの?と思った方も多いですよね。
これからは具体的な服装や化粧マナーについてお話します。
まずはどこで顔合わせを行うのか、TPOに合わせた服装選びが重要になってきます。
ホテルや料亭などではカジュアルな服装は失礼に当たります。
一番多いのは先ほども例に挙げましたがワンピースです。ショッキングな色は避け、膝が隠れる丈のものを選びましょう。
着物を着用したいという方ももちろんいらっしゃいます。ただ着物の場合は会場の雰囲気や相手のご家族の服装も考えて選択しましょう。
自分の家族と相手のご家族の服装があまりにもアンバランスになってしまうと、格の違いが目立ってしまいます。
事前にどのような服装で参加する予定なのかを、それぞれの家族に確認しましょう。男性の場合はスーツが無難です。
清潔で清楚な装いを意識して当日の衣装を決めれば大丈夫。
以前私の友人で、せっかくの顔合わせだし髪は巻髪にしておろしたい!と話していた人がおりました。
しかしどうでしょう。食事の際に髪の毛が中に入りそうになったり、手で押さえながら食べたりしているようでは相手に不快感を与えます。
髪の毛はまとめるか、ハーフアップにするなどして清潔感を保ちましょう。
同じように、履物やバックなどもきちんと手入れがされているものを選びましょう。持ち物はその人自身を表します。相手に好印象を持ってもらうことは大切です。
一番大切なのは目立つことではなく、その場に合わせること。
ここまでに様々な服装についてお話してきましたが、どうでしたか?少しはお役に立てましたでしょうか。
結婚はもちろん自分たち2人が主役ですが、家と家のつながりでもあります。顔合わせはお互いの家族の第一印象を決める重要な場面です。
目立つのではなく、お互いの家族がうまく調和することを意識して、服装を選択していきましょう。
おしまいに
緊張しますが、大丈夫です。自信をもって顔合わせに臨んでください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。