出産が近づいてくると、入院時の身だしなみや入院中の化粧など色々な疑問がわいてきますね。
実際に私も2年前に出産のため入院しましたが、入院中はどのような身だしなみでいればよいのか、周りに聞いたりしていました。
自分1人ならすっぴんでもいいけれど、夫の両親や友人などが面会に来た時にすっぴんだと恥ずかしい…
そんな風に感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は直前になって慌てることのないように、出産入院時の身だしなみやメイク、面会時の身だしなみやメイクについてお話していきます。
出産入院中の身だしなみについて!化粧品は持っていくべき?それとも化粧水などスキンケア用品だけ?
実は、出産時の化粧はNGなんです。
出産は大量の出血や血圧の変動など、何が起きるかわかりません。命にかかわる重大なことが起きる可能性もあります。
そんな大切な兆候を見逃さないために、出産時に化粧はしないようにしましょう。
顔色は体の状態を判断する重要なバロメーターです。ですが頬がチークでピンク色になっていたら、顔色がわかりませんね。
ちなみに最近ではネイルをしながら妊婦検診などを受ける人も多いですよね。これも、出産入院中はNGです。
出産時に大量出血などにより呼吸困難になることがあります。呼吸状態を観察するために指に器具をつけます。
この器具、爪を通して酸素が体内にどのくらいあるのかを確認するものです。
でも爪にネイルをしていると、爪を通しての測定ができなくなります。呼吸状態は命にかかわることなので、その値がわからないとなると一大事ですよね。
これは出産に関わらず、病院に入院するときは大体同じルールです。
私は出産前に看護師をしていましたが、事前に説明をしていてもネイルをしてくる患者さんがいました。
一応病院にも除光液は用意していますが、ネイルを落としている時間が命取りになることもあります。そのため遅くとも臨月に入ったら、必ずネイルは落としておきましょう。
ちなみに、今流行りのジェルネイルは専用の薬剤を使って削らないと除去できません。
出産お断り…なんてことにならないように、事前に爪のチェックが大切です。
また、まつエクはつけたまま出産している人もいるようですね。これは各病院のルールに従ってください。
私の出産した病院は、メイク・まつエク・ネイル厳禁の病院でした。検診中もネイルは禁止という厳しさでしたが、特にこれといった不自由は感じていません。
あらかじめ、自分の出産予定の産婦人科のルールを確認しておきましょう。
ただ最初にお伝えしたように、出産時のネイルとメイクは厳禁ですよ!
【出産入院中の化粧】お見舞いに来てくれる方との面会時はどうする?
さて、出産時の身だしなみやメイクのルールはわかりました。では、面会時はどうなのでしょうか?
自分の母や夫の前ならすっぴんでいられますが、夫の両親や友人の前ですっぴんを見せるのは抵抗がある人が多いですよね。
周りの出産経験者に色々話を聞きましたが、化粧をする人としない人では半々の割合でした。
また、化粧をすると話していた人でも、普段のばっちりメイクではなく、眉を書くだけ・アイラインを引くだけといった人がほとんどでした。
実際出産後は授乳やおむつ替えなど初めてのことだらけで、化粧に時間をかける余裕はないことが多いです…
ただ、これも病院によってルールが異なり、入院中は化粧禁止となっている病院もあります。
検診時などに事前に確認しておくと、不安なく入院の準備ができますね。
もし化粧OKな病院の場合は、何かあった時用に化粧水などのスキンケア用品のほかに、ベースメイク用品や眉ペンシル・リップクリームくらいは用意しておいた方がいいでしょう。
ちなみに私は義理の両親が遠方ということもあり、入院中は実両親と夫のみの面会だったため、ほぼすっぴんでした。
おしまいに
陣痛が始まってからネイルを落とすのを忘れていたことに気づいたり、普段の癖で化粧してしまったりするとそこからが大変になってしまいます。
出産のときは出産に集中したいですもんね。
事前に病院のルールを確認して身だしなみのチェックをしておくことで、安心して出産・入院生活に臨めるようにしましょう。