そろそろ卒業式や入学式のシーズンが近づいてきましたね。
私が高校の時の入学式で疑問に感じたことの1つが、新入生代表の挨拶です。
どこの高校の入学式でも必ずと言っていいほど、この挨拶がプログラムに入っていますよね。
ですがこの新入生代表、どのようにして決めているのでしょうか?
入学式の時点で挨拶内容を考えてきていることから、事前に声がかかっている可能性が高いです。
入試の際の得点や中学の内申点でしょうか?では大学の場合はどうなるのか気になりますよね。
そこで今回は、高校や大学で新入生代表に選ばれる基準などについて詳しく見ていきます。
新入生代表挨拶に選ばれる人|高校の場合
まずは高校から見ていきましょう。
高校の場合は、各学校によって選考基準が異なるようでが、1番多いのは入試の成績が学年トップだった生徒です。
実際に私の中学時代の友人が高校の新入生代表の挨拶に選ばれていましたが、やはり成績がトップクラスの友人でした。
入試の結果が出た後に、直接学校側から連絡があったようです。
この入試の結果ですが、推薦入試から選出する学校もあれば、一般入試から選出する学校もあり、これも様々です。
では入試の結果以外ではどんな選考基準があるのでしょうか?
周りの友人などにリサーチしたところ、色々と選考基準についての話を聞くことができました。
いくつか例を挙げますと「中学校からの内申点が学年トップ」、「入学選考時の面接で新入生代表にふさわしいと判断された」、「出席番号が1番」、「高校のある地元の出身者」などが多かったです。
出席番号が1番というものや、地元出身者というのは珍しい例かもしれませんが、この条件ですと全員にチャンスがあるわけではなさそうです。
ただ成績トップということが選考基準ならば、努力次第で誰でも新入生代表になることができます。
気になる方は、入学式までに例年の選考基準などを先輩や先生に確認してみるのも良いかもしれません。
新入生代表挨拶に選ばれる人|大学の場合
さて、次は大学についてです。
大学の場合も、入学試験の成績トップの学生が選出されることが多いようです。一般・推薦試験のどちらで選出されるかは、各大学によって異なります。
ですが一般試験の合格者から選考すると、3月の卒業や入学手続きで忙しい時期に重なってしまうので、事前に推薦で決定した人の中から選ぶことが多いようです。
ちなみに、大学には複数の学部や学科が存在します。全ての学部学科から挨拶が行われたら、式があまりにも長時間になってしまいますよね。
そこで多いのが、毎年ローテーションで各学部から挨拶を行うようにするという方法です。
たまたまその年の学部に該当した場合でかつ成績がトップの場合は、ラッキーですね。
ちなみに大学は全ての学部が集結する大学全体の入学式と、各学部や学科ごとに集合して行う入学式があり、学科ごとの入学式では番号が小さい人が行う、といった大学もあるようです。
トップの成績を取るなんて無理…という方でも、チャンスがありますね。
まとめ
新入生代表の挨拶は、生徒だけでなく大勢の保護者も見守っている中で行う大役です。
なかなか新入生代表に選ばれるという機会はありませんが、どうしても挨拶を行いたいという方は入学試験で良い成績を取れるように頑張ってみてくださいね。