看護師の髪色ってトーン指定はあるの?
インナーカラーは入れてもいいのか、グラデーションやアッシュはどうなのか。
色々気になるところです。
看護学生は基本、髪色は黒。
私も看護師ですが、学生時代は茶髪NGでした。
なので就職する際は、髪色について悩みました。
そこで今回は、実体験を交えながら看護師の髪色についての疑問にお答えします。
看護師の髪色について|髪色のトーン指定はあるの?
看護師は、一般的なOLなどの女性よりも明るめのトーンにしている人も多いです。
規定は病院ごとに異なっており、基本的にはチャートで表すと8~10トーン位の明るさが多いです。
病院によっては、8トーンまで・栗色程度・常識の範囲内といったように規定があり、実際に看護師長が身だしなみをチャートに合わせてチェックすることもあるようです。
ちなみに、私の働いていた病院では特にそういった規定はなく、当時は10トーンよりも少し明るい髪で勤務していましたが、特に何も注意されたことはありませんでした。
明るめの髪色とはいっても、看護師は患者さんやそのご家族と密接に関わっていく仕事です。明るさにも限度があります。
みなさんが患者さんになったと思って想像してみてください。
金髪の看護師が担当することになったら、少し不安に感じてしまいませんか?特に年配の方などはこのように感じる方は非常に多いです。
相手の方たちに不快な気持ちを与えてしまうことのないように、常識的な範囲での髪色にしましょう。
入職の際に、事前に病院説明会などがあると思うので、そこで確認しておくと安心です。
美容整形外科の看護師などは、身だしなみを美しく整えることが求められるので、一般の看護師よりも基準が緩いことが多いようですね。
ここまで看護師の髪色についてお伝えしてきましたが、新人看護師となると少し話が変わってきます。
看護師の世界は女性が多く、入職時にあまり派手な身なりをしていると、先輩から注意されてしまうことがあります。
まず入職時は黒髪又は8トーン位までのダークブラウンがおススメです。そこから周りの看護師たちの髪色などをチェックしていきましょう。
私も入職時は8トーンのカラー、半年程度勤務した後に10トーン、といった感じに徐々にトーンを上げていきました。
これも自分の勤務する病院の看護師を参考にしてくださいね。
看護師の髪色について|インナーカラーOK?
さて、髪色についてお話してきましたが、次は少し具体的な髪色についてお話していきます。
インナーカラーという髪色はご存じですか?
インナーカラーとは、髪の毛の内側のみカラーリングするデザインのことを言います。表面から見ただけではわからず、髪をアップにするなどした際に見えるカラーです。
看護師はショートヘアー以外の場合は髪をまとめることが多いので、インナーカラーを取り入れている人は少ないと思われます。ふとした時にカラーが見えてしまうとNGです。
どうしてもという場合には、目立ちにくいブラウン系やアッシュ系など常識範囲内のカラーを選択しましょう。
看護師の髪色について|グラデーションやアッシュはNG?
では最後にもう1つ、グラデーションやアッシュなどについてお話していきます。
グラデーションは、毛先に行くにつれてトーンを暗くしたり明るくしたりするデザインです。
これも先ほどからお話しているように、ダークブラウン系で自然なデザインにするなど常識的な範囲でなら大丈夫です。
あまりに頭頂部と毛先の色合いや明るさが異なるものは避けましょう。
アッシュも同様です。実際私はアッシュ系の髪色で勤務していました。
グレーやブルーなどの色味が入っているものは、自然な明るさのレベルをスケールでチェックしてから選択しましょう。
おしまいに
初めての職場では色々と分からないことも多いですよね。
実際に入職して、周りの看護師の身だしなみをチェックしてからカラーリングをしても遅くはありません。
看護師として恥ずかしくのない髪色を選択できるようにしましょうね。