みなさんは、身だしなみを整える際にヘアアイロンは使っていますか?
朝の寝ぐせなどをスムーズに直すことができるこのアイテムは、女性の必需品ですね。
前髪だけ、といったように使用する女性は多いです。
また、カールタイプのものを使用すれば、パーマのような巻髪も作ることができます。
私も愛用していますが、非常に便利です。
ですがこのヘアアイロン、熱を利用して髪の毛に癖をつけるため、髪の毛のダメージが気になるところです。
ダメージが加わることによって、薄毛が進行し禿げてしまう…なんてことはあるのでしょうか?
そこで今回は、ヘアアイロンを使用することでの髪への影響についてお話していきたいと思います。
ヘアアイロンで毎日髪をセットすると禿げる?
朝の身だしなみの一環として毎日ヘアアイロンを使用する方も多いと思います。
身近なものだからこそ、このヘアアイロンで禿げてしまったら…と心配になってしまいますよね。
結論からお話すれば、正しい使い方を実践している場合は、ヘアアイロンと抜け毛(禿げ)に直接的な因果関係はありません。
ヘアアイロンを使っているから必ず禿げてしまうというわけではなさそうです。
ですがお話したように、間違った使い方をすれば抜け毛の原因となってしまいます。
そこでヘアアイロンで脱け毛を引き起こしてしまうNGな使い方についていくつか例を挙げていきますね。
まず1つ目は、滑りが悪いときに無理に引っ張ってスタイリングしようとすることです。
ヘアアイロンには元々コーティングがされていますが、劣化とともに剥がれていくと、滑りの悪さを引き起こします。
コーティングの剥がれに気づいたら、新しいものを購入するようにした方が良いでしょう。
また、自分の髪自体にひっかかりがあると、これも抜け毛につながります。
ヘアアイロンを使用する前に、しっかりブラッシングを行うことが大切です。
寝起きそのままでヘアアイロンを使用すると、途中でアイロンが引っ掛かり、先に進めない部分が出てきます。
この部分で無理にアイロンを毛先まで通そうとすると、一緒に髪が抜けてしまうのです。
事前にブラッシングを行い、ヘアアイロン用のスタイリング剤などをつけておくと、なおダメージを減らすことができるので、おススメです。
2つ目は、ヘアアイロンの温度設定についてです。
髪に高熱を当ててスタイリングを行うので、少なからずダメージを受けることは避けられません。
ですが必要以上の高温で使用すれば、よりダメージが大きくなり、切れ毛や抜け毛の原因となってしまいます。
適切な温度設定については、次の項目で詳しくお話していきますね。
ヘアアイロンで毎日髪をセットする際の最適な温度は何度?
では実際のヘアアイロンの適温について、お話していきます。
ヘアアイロンには様々な種類がありますが、その中でお勧めしたいものが、自分で温度を調節できるものです。
本体にスイッチがあり、自分で温度を変えることができます。
最初は一番低い温度から開始し、一番髪がスムーズにプレートを通る温度が適温です。
あまりに低温でも、髪への効果が少なくなり滑りが悪くなります。
スルスルとプレートを通ることができる温度を自分で調節しながら見つけてみましょう。
また、髪質によって適温も異なることが多いです。
髪質が太く、ダメージが少ない方は、180度前後の比較的高温がおススメです。低温だと効果が出ずに、何度も熱を加えてしまうことにつながります。
逆に毛質が細い人やダメージが強い方は、150度前後と少し低めの設定がおススメです。
もちろん温度だけではなく、アイロンを髪の毛に当てる時間の長さもできるだけ短くできるようにしていくことが大切です。
おしまいに
ヘアアイロンは身だしなみを整えるうえで欠かせないアイテムです。
毎日のように使用するアイテムだからこそ、髪へのダメージをできるだけ減らすことができるような工夫をしていきましょう。