不幸があった人が職場復帰したとき
なんて声をかけてあげたらよいものか悩ましいですよね。
身内が亡くなった人にかけるお悔やみの言葉にはマナーがあります。
使ってはいけない言葉をしっかりおさえた上で
気の利いた一言をかけてあげられるといいですよね。
目次
不幸があった人への声かけ職場編|メールやライン例文と注意点
不幸があった人が職場復帰した際に声をかける場合
上司や同僚などの立場によって使う言葉に大きな違いはありませんが、不適切な言葉は使わないよう注意しましょう。
とくに「ご冥福をお祈りします」は遺族にかける言葉としてよく耳にしますが、宗教によっては適さない言葉です。
宗教・宗派を問わないお悔やみの言葉を選ぶのが無難です。
不幸があった人への声かけ職場編|宗教・宗派を問わないお悔やみの言葉を選ぼう
宗教・宗派を問わないお悔やみの言葉は
「ご愁傷様でございます」
「心よりお悔やみ申し上げます」
などが挙げられます。
職場で声をかけるときだけでなく、葬儀の受付で香典を渡す際にも
一言添える場合は言葉選びに気をつかいましょう。
香典袋の書き方|宗派がわからない場合
香典袋も宗教・宗派によって適した表書きがあります。
何を用意したら良いかわからない場合は、白無地の不祝儀袋か
表書きに「志」と書かれたのし袋が便利です。
▼宗教を問わずに使えます。
敬称の使い方に注意
故人に対する敬称についても、遺族になった職場の人との関係性を考慮して正しく使わなければいけません。
とくに弔電やメールなどで文章化する際には、正しい敬称を使いましょう。
忌み言葉・重ね言葉は使わない
不幸があった人に対して避けなければいけないのが、忌み(いみ)言葉と重ね言葉です。
忌み言葉・重ね言葉とは
直接遺族に口頭で伝える際だけでなく、弔電やメールなどで文章化する際にも十分気をつけてください。
人が亡くなった時に言う言葉・メールやラインの例文
会社の人の親が亡くなった時や、上司の親族が亡くなった時などには、直接声をかけるだけでなく、メールやラインでお悔やみの言葉を送信する例も多いです。
本来であればお悔やみの言葉を直接口頭で伝えるのがマナーです。
どうしても弔問できない場合や、メールやラインで訃報を受けた場合などには文章で弔意を伝えても良いでしょう。
関係性にもよりますが、電話連絡するのも良いです。
身内が亡くなった人にかける言葉メールやライン例文|職場の同僚や上司
【職場の人の親が亡くなった場合】
・ご尊父さまのご逝去に際し謹んでお悔やみを申し上げます
・何か私にお手伝いできることがあればご指示をください
突然のことで言葉が見つかりません
心よりお悔やみを申し上げます
留守中のことは気になさらずにご自愛ください
なお、メールやラインの際には最後に「返信不要です」と付け加えておきましょう。
おしまいに
ここまで「不幸があった人への声かけ職場編|メールやライン例文と注意点」についてまとめました。
状況や宗派によって適するマナーが存在します。
しかし相手を気遣うあまり、例文そのまま、のようなメッセージだけでは寂しい気持ちになるかもしれません。
言葉選びのマナーをしっかりと把握した上で
気持ちに寄り添う言葉をかけてあげてください。