「寒中見舞いってどうやって書いたらいいの?」
「寒中見舞いを出す時期はいつからいつまで?」
このようなお悩みを解決します!
寒中見舞いの文例と書き方、出す時期について調べたので、
早速ご紹介いたします!
寒中見舞いと余寒見舞いの書き方
寒中見舞いの文例
寒中お見舞い申し上げます
暖冬とはいえ、さすがに冷え込む今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで私ども家族一同は平穏無事に過ごしておりますので、ご安心ください。
風が流行っているようです。時期柄、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
平成◯年一月
〒◯◯◯−◯◯◯◯
東京都渋谷区◯◯-◯◯
山田太郎
書き方のポイント
寒中見舞いは小寒(一月六日頃)の寒の入りから、
立春(二月四日頃)で寒明けになるまでの時期に、
ご機嫌うかがいとして出すものです。
年賀状を欠礼したときに出す場合もあります。
一方、余寒見舞いはその期間を過ぎ、春になってもまだ寒さが残っている時期に出すものです。
両方とも書式は、時候の挨拶で始め、先方の安否を尋ねる言葉や自分の近況を伝える言葉を続けるのが一般的。
最後に日付を入れるようにしましょう。
寒中見舞いと余寒見舞いの書き出しと結び
●寒中おうかがい申し上げます。この冬の寒さは例年にも増して格別ですが、御地のご様子はいかがでしょうか。
●大寒のお見舞いを申し上げます。いつになく穏やかな年明けとなりましたが、いかがお過ごしでしたか。
●厳冬のみぎり、寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さが続いておりますが、いかがお暮らしでしょうか。
◯暦の上では春といいながら、まだまだ寒い日が続きますが、毎日元気にお過ごしでしょうか。
◯余寒おうかがい申し上げます。本年は暖冬だったせいか、あっという間に春到来の気配を強く感じます。
書面の基本形
挨拶
↓
相手の安否、こちらの近況
↓
健康を気遣う
↓
日付
書き出しのポイント
基本的に寒中見舞いと余寒見舞いの書き出しは同じ。
書き出しに「拝啓」などの頭語を入れる必要はありません。
まず、時候の挨拶を述べ、次に相手の安否を気遣います。
自分の様子を伝えるのはその後、というのが一般的な流れです。
結びの文例
●寒い日が続いておりますが、どうぞお風邪など召されませぬよう、お体を大切にお過ごしください。
●まだまだ厳しい寒さが続きますので、お体おいといください。
ポイント
「お体をお大事にしてください」という意味。日本語ならではの、やわらかい表現です。
●今年は例年になく寒さが厳しいとのこと。お互い健康には十分注意して、公私ともに頑張りましょう。
●寒春の訪れを待ちわびつつ、寒冷の折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
●向寒の折、ご自愛専一に。
◯暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続くようですので、一層ご自愛ください。
◯季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、どうかご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
◯今度お会いするときは、冬休みのお話を楽しみにしています。
◯時期柄、お体をお大事に。皆様にもよろしくお伝えください。
結びのポイント
寒中見舞いを出す時期は、一年で最も寒い時期とされる大寒(一月二十日頃)が含まれます。
季節柄、結びは相手の健康を祈る内容にするのが一般的です。
年賀状欠礼の際に
年賀状を欠礼したときに寒中見舞いを出す場合は、
一月八日以降のできるだけ早い時期に届くよう手配しましょう。
年賀状のお礼とともに、喪中であった旨と通知の遅れのお詫びを入れます。
その場合は、「年賀状」ではなく、「年始状」または「年始のご挨拶」という言葉を使います。
春を漂わせた表現に
暦では春ですが、まだ寒さが残っているので、余寒見舞いといいます。
「春が待ち遠しい」などの表現で、春を漂わせましょう。
寒中見舞いへのお礼
感謝の言葉
↓
近況(いただき物があればその感想も)
↓
相手を気遣う
知人宛て
寒中見舞いをいただいたことに返礼する
拝啓 年も改まりましたが、例年にない寒さのようです。皆様お障りありませんでしょうか。
本日、毎年恒例となったあなたからの贈り物が届きました。いつもお心遣いいただき、本当にありがとうございます。
ポイント
「お中元やお歳暮では堅苦しい」という理由から、時候見舞いとして品物を贈る場合もあります。
拝啓 この冬も変わらず、スキー三昧の日々をお過ごしのことと存じます。
このたびは、お心尽くしの品をお届けくださいまして、大変感謝しております。
先ほど、あなたからのうれしいお便りが届きました。いつも本当にありがとうございます。
書き換え文例
「いつもながらのお心遣い、心からお礼申し上げます」
「あたたかいお心遣いに感謝申し上げます」
「いつもお気にかけていただき、誠にありがたく存じます」
拝啓 厳寒のみぎり、皆様におかれましては変わらずご健勝のことと拝察いたします。
さて、このたびは結構なお品をお送りくださいまして、心よりお礼申し上げます。
身がぎっしり詰まったタラバガニで、家族一同大喜びしています。いただいたその日の夕食で、早速いただき、うまみたっぷりの身のおいしさはまさに絶品でした。
私たちだけで味わうのももったいないということで、妹夫婦にもおすそ分けしようと連絡したところ、彼女たちもとても喜んでいる様子でした。
ポイント
いただいた品物が食べ物の場合、味の感想まで記しておけば、感謝の思いがより伝わります。
まだまだ寒い日が続きます。どうぞお風邪などお召しになりませぬよう、くれぐれもご自愛ください。まずは書中をもってお礼申し上げます。
敬具
敬白
相変わらずご多忙な毎日をお過ごしのことと思いますが、くれぐれも体調を崩されませぬようご注意ください。取り急ぎ書中にてお礼まで。
敬具
今度は、我が家にも遊びにいらしてください。積もる話もありますから。
では、くれぐれもお体を大切に。
かしこ
ご主人の◯◯さんにもよろしくお伝えください。そちらの地域でも雪が降り積もっているでしょうから。早く暖かくなってほしいものですね。お互いに頑張っていきましょう。
かしこ
まとめ
いかがでしたでしょうか^^
今回の記事が少しでも
寒中見舞いを書くときの参考になれば嬉しいです。
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