夏が近づいてくると、新作の浴衣がどんどん販売され始めますね。
早いところだと、4月から新作が並び始めます。
5月には店頭に出揃うくらいです。
「今年の夏は浴衣を着てお祭りに行きたいな♪」
「よし!自分に合う浴衣を探しに行こう!」
と思うけれど、ふと、
どこで買ったらいいんだろう?
と悩んだことはありませんか。
既製品の浴衣であれば、購入してすぐに着るということもできますが、
もし、時間に余裕があるならば、
いくつかのデパートや呉服店を見て回って
色々な浴衣に出会いながらじっくり選ぶのもいいです。
浴衣を売っている場所にもそれぞれ特徴があるので
違いを知ってぜひ浴衣選びの参考にしてみてください。
浴衣はどこで買うことができる?
浴衣を購入できる場所は、大きく4つあります。
・デパート
・呉服店
・量販店
・インターネット
それぞれの特徴は以下のような感じです。
デパート | 初心者にオススメ |
呉服店 | 長く付き合っていける |
量販店 | 安さが魅力的 |
インターネット | 一年中手に入る |
それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
初心者にはデパートが安心!
デパートは、広い売り場に、様々な浴衣が並んでいます。
古典柄のもの、デザイナーの浴衣、アーティストもの などなど。
いま流行している浴衣はどんなものか?を知ることもできます。
特に、もともと呉服屋から始まった老舗系のデパートでは、
昔からの仕入れ先などから、いいものを取り揃えるルートがあります。
店員さんも、浴衣やお着物に詳しい方がいるので、気になることは質問して
じっくりと相談しながら浴衣を選んでいくことができるのもいいところ^ ^
また、浴衣のファッションショーなど楽しい企画をしているデパートも多いです。
さらに、浴衣だけではなく
和装用の下着や小物、下駄なども店舗の中で揃えることができます。
デパートは、必要なものを一気に揃えることができるので、忙しい方にも便利な場所です。
浴衣を買うときに店員さんに相談をしたい方や、
たくさんの種類の浴衣を見てじっくりと選びたい方、
浴衣に関わる道具を一度に揃えたい、という方にオススメです。
長く付き合っていけるのが呉服店
呉服店というと、少し敷居が高く感じる方がいるかもしれません。
呉服店にはそれぞれ特徴があります。
「リーズナブル」を売りにしているお店もありますし、
色・生地・デザインにこだわりを持って浴衣づくりをしているお店もあります。
呉服店によっては、買うだけではなく、レンタルサービスのあるお店もあります。
浴衣を買うときも、丁寧に仕立ててくれますし、
食べこぼしや汗染みができてしまったときには、シミ抜きをしてくれます。
お手入れについてプロの目線でアドバイスしてもらえるのは嬉しいですよね。
お店によって、得意な素材が違ったりすることもあるので
できればインターネットでお店を探し、
そのお店の特徴を調べたりしてから
気になった店舗に行ってみるのがいいかもしれません。
着物に詳しい人と一緒に行くというのも、心強くてオススメです。
ただし、呉服店と自分の相性もあるかと思いますので
「自分はどう感じるか」を一番大切にしてください^ ^
また、「お誂え」(おあつらえ)ができるのが、着物の醍醐味だといいます。
お誂えとは、オーダーメイドのようなものです。
自分にぴったりのサイズに、仕立ててもらうことができます。
期間はだいたい2〜3週間くらいかかりますが、
体にぴったり合う浴衣は着付けも楽です。
浴衣経験者であれば、呉服店で反物から選び、仕立ててもらうのもおすすめです。
やすさが魅力の量販店!
何と言っても、安さが魅力的なのが量販店です。
浴衣、帯、巾着、腰紐がついて5000円くらいで買えるものもあります!
デパートで浴衣を購入すると、相場は数万円なので、
量販店の浴衣は、圧倒的な安さだと思います。
とにかく値段が安いので、
汗をかいても、地べたに座っても、あまり気になりませんw
色やデザインの種類が豊富なのも量販店の浴衣の特徴です。
・アニメーションとのコラボレーションをした浴衣
・お揃いで着ることを想定して作られた「ペア浴衣」
・伝統的な古典柄と今年らしさをミックスした「イマドキレトロ」
など、バラエティに富んだ浴衣があり、
多くの人に浴衣を楽しんでもらおうと様々な工夫がなされています。
ただ、量販店の浴衣は試着できないこともあるので、注意が必要です。
自分のサイズを把握して、商品のサイズ表記をしっかりとチェックする必要があります。
一年中手に入るのがインターネット
春先から商品が出始める実店舗とは違って、
インターネットショップでは、一年中浴衣を売っています。
2月ごろになると、昨年のものが安く売られています。
気に入った浴衣があればお買い得ですが、
初めての浴衣をネットで買うのは難しいかもしれません。
なぜなら、本物と画像の差は多少あるからです。
普段着ている洋服とは、素材の感じなどが違うので
実際に顔にあててみないと何が自分に似合うのか
分かりにくいものです。
もしインターネットでの購入を検討される方は、
そうしたリスクがあることを承知の上で利用しましょう。
おしまいに
いかがでしたでしょうか^ ^
浴衣を購入する方はきっと
1回だけ着て終わりにはしたくないですよね。
何度も着られるようなものが欲しい。
1年に数回しか着ないものだからこそ
長く着られるお気に入りの1着に出会いたい。
そう思っていると思います。
例えばイベントでド派手な格好をしたいから
普段着られないような派手な柄の浴衣を
1回限りで着てみたい!
そういう方にとってはレンタルするのはアリでしょう。
そうではなく「じっくりと吟味して浴衣を選びぬきたい」
という方は、
まず、「どこで買うか」を考えて
春からいろんな場所に足を運んでチェックしてみてください。
たくさんの浴衣に出会えば出会うほど
「これ!」という1着にで会えると思います。
とある男性のヘアメイクさんは
「”反物”から探すのがおすすめ」だといいます。
理由は、「出来合いの浴衣には無い柄、色が沢山ある」からだそうです。
高いものはとっても高いけど、
安いものは5000円からあるみたいですよ^ ^
参考にしてみてください♪
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